韓国食い倒れツアー2日目
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行ってきた
2日目はスロースタート。朝は少しだらだらしてから出発です。目指すはLeeum サムソン・ミュージアム。
サムソンが作った美術館です。日本で言うとサントリーミュージアムとかそんな感じか。
建物自体は3棟に別れていて、古美術メインの棟と、現代美術の棟、そして教育棟。見学ができるのは前2棟でした。それぞれ海外の有名建築家を使っているらしく、建物自体がかっこいいです。館内が、基本的に撮影禁止だったのが残念でした。
古美術は、個人的には陶磁器がグッと来るものが多かったです。仏教美術の階は、仏像などもたくさん展示されてましたが、やはり日本のものとどこか違う雰囲気。同じモチーフでも、国ごとの趣味があらわれるのだなぁと面白かったです。
現代美術の品揃えも良く、日本人作家では、村上隆や奈良美智作品が。
館内で音声ガイドのPDAを借りれるのですが、作品に近づいたときに自動的に解説が流れるというハイテクぶり。 ややこしい現代美術も、このおかげでわかりやすかったです。
たっぷり美術館を堪能したあとは、街中をてくてく歩きながら昼食に向かいます。すでに時刻は午後2時を過ぎており、 朝からろくなもの食べてないので、お腹はペコペコです。
街中には結構日本語も見かけます。しかし、どれも惜しいものが多い!
そんな感じであちらこちら写真を取りながら、たどり着いたのは、ソソモンヌンカルビチッ・ヨンナムシクタン。昨日の夜にお肉売り切れで入れなかったお店です。
こちらはなんと立ち飲みならぬ、立ち食い焼肉屋。
もともとは一杯飲み屋だったそうですが、今は、食事のメニューは骨付きカルビのみという潔さ。問答無用で一人1枚ずつカルビが出てきて、おばちゃんがはさみでチャキチャキと切っていってくれます。
焼肉のコンロは、ドラム缶の上部に穴を開けて、そこに炭などがセットされるというスタイルです。
この量で3人前。1人前14000ウォンなのでだいたい1000円ぐらい。しかし、肉の質はかなり良いです。赤身のいいところって感じで、柔らかいんだけど、しっかり肉の旨味が。骨についた部分をしゃぶるとたまらんです。正直、和牛の上等なものに分類されるような脂の多いお肉はあまり好きではない私ですが、これはかなり好みの味でした。焼肉のタレも、若干甘目ではありますが、肉の旨味を邪魔せず、逆に引き出す絶妙なお味。総合的に今まで食った焼肉の中でトップレベルに入る美味しさでした。
あまりの美味しさに、このあともいろいろ食べなきゃならんのでセーブしておくつもりが、ついつい何人前か追加してシェアしてしまいました。このお店、おすすめです。店内、煙がもうもうとしているので、匂いを気にするような人にはお勧めしませんが。
このお店、立地は、ラブホ街の真ん中。
韓国にもラブホ街はあるのか!という驚きと、やはり韓国でもラブホの入り口には、なんかビニールの暖簾みたいなのがあるのか!という衝撃。
食事の後は、いったんホテルに戻って、本日から合流する二人をお迎え。
合計7名で向かったのは、広蔵市場。うまいもん通りと称される一帯には、屋台がたくさん。
後ろ髪を惹かれつつ向かったのは、ユッケチャメチッ。
生肉の専門店で、今や日本では食べることが難しくなったユッケがたっぷり食べられます。
一皿12000ウォン、つまりだいたい840円ほどでこの量です。この日は生センマイがなく、ユッケと生レバーをそれぞれ2人前ずつ頼みました。
ユッケの下に敷いてあるのは、大根かとおもいきや、おそらく梨を細切りにしたもの。こんな食べ方は初めてですが、これがなかなかお肉に合います。
7人でもこれだけ食べるとけっこうお腹いっぱいになりました。しかし、広蔵市場に来たからには、ぜひ食べておきたかったのが麻薬キンパ。
韓国風海苔巻きのキンパですが、あまりに病みつきになるということでこんなお名前です。
直径2センチほどの細巻きで、ユッケでお腹いっぱいと言っていた一同も、ついついパクっと食べてしまいました。たしかに麻薬的。
食欲を満たしたあとに向かったのは 、東大門エリア。最初に向かったのは革製品を多く扱う市場。しかし、この時点で夜6時ぐらいですが、どこもまだまだ開いていません。夜中の卸売がメインのため、本格的に開きだすのは10時ぐらいとのこと。そこでドウータというファッションビルに向かいます。
日本で言う109みたいなファッションビルなのですが、恐るべきはその営業時間。ほぼ毎日、朝10時半〜翌朝5時まで営業中。しかもここだけでなく、この一帯はどこもそんな感じ。東京などより、はるかに眠らない街です。
主に女性陣が買い物をする中、男性陣はブラブラと時間を潰しておりました。
私が気になったのは、こんなブランド。
おそらく、ブランド名である「Superdry」を機械翻訳にかけたと思われるそのロゴ。なんか漢字とかひらがなとかがクールなんでしょうか。命令形かな?というコンピューターの苦労が忍ばれます。
かばんなどにもばっちりロゴが。
さて、いい感じでお腹がすいてきたので、少し歩いてチンハルメダッカンマリへ。
ここはタッカンマリの有名店。タッカンマリとは、鳥一羽を丸ごとぶっこんだ鍋料理。
具材は、鳥以外にはネギとじゃがいもだけの超シンプルお鍋。鳥をハサミでぶつ切りにして、それを酢醤油系のタレでいただきます。
これがホントに美味しいのです。
なんでこんな単純なものが…と思うけど、美味いんだから仕方ないです。昨年、博多で食べた鳥の水炊きも似た感じで、酢醤油で食べたので、かなり文化的な交流も感じた一品でした。
締めは、乾麺を入れて鳥ダシのラーメンに。夜中でもぺろんといける素晴らしいお味でした。
さて、またしてもお腹を膨らせたあとは、いよいよ革市場へ。
しかし時刻は夜10時を過ぎ、寒さがどんどん増していきます。天気予報などから推測すると、零下10度近い寒さ。外気に皮膚を晒している部分がつらいです。
なので、市場で思わず目出し帽を購入。
プライスはおよそ300円。しかし抜群の防寒効果。強盗ならずとも被りたくなります。耳が隠れるので、メガネをかける部分がなく、鼻にかろうじて乗っけてるだけで、すぐにポロッと落ちてくるのが残念。
そのあとは、革市場で革ジャンを買いました。日本なら4万円ぐらいしそうなのが、1万7千円ぐらいで買えて大満足。いい買い物が出来ました。
食事の時間以外は、ほぼ立ちっぱなし歩きっぱなしでそろそろお疲れです。焼肉も立って食べてましたし。
夜中の3時頃に、開いてるカフェバーに入って、ビールとパフェをいただくことに。レモンパフェってちょっと変わってますね。
タクシーでホテルに戻って就寝しました。
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